2025年3月8日、石破茂首相が自民党本部で開かれた青年局と女性局合同の全国大会に出席し、「うけないことでも、やらなければならない。うけることばかりやっていると国は滅ぶ」と発言しました。
この発言は、安全保障、社会保障、農林水産といった政策課題に関して、国民にとって厳しい決断が必要な場面でも、政府として責任を持って取り組む姿勢を示したものです。
また、自民党の森山幹事長も同会合で、「自民党は国民に正直でなければならない」と訴え、野党の消費税減税案について批判しました。
📌 石破首相「うけないことばかりでは国が滅ぶ」発言の背景とは？
石破首相は今回の会合で、政府が進めるべき政策の方向性について明確に主張しました。
📍 石破首相の発言のポイント
✅ 「私どもは国家のためにやらねばならないことがある」
✅ 「うけないことでも、やらなければならない」
✅ 「うけることばかりやっていると国は滅ぶ」
この発言の背景には、政府が取り組むべき課題の中には、国民の支持を得にくいが、長期的な視点で必要不可欠な政策があるという認識があります。
特に、安全保障・社会保障・農林水産といった政策分野では、財政の問題や国際関係の影響など、「厳しい決断」を迫られる場面が多いと指摘しました。
📢 自民党・森山幹事長「国民に正直でなければならない」と強調
石破首相に続いて発言した森山裕幹事長も、自民党の政策姿勢について次のように述べました。
📍 森山幹事長の発言のポイント
✅ 「自民党は、国民に正直であり続けなければならない」
✅ 「消費税5％への引き下げを主張する野党は、代わりの財源を示していない」
✅ 「政府と与党だけに財源の責任を押し付けるのは政策なのか？」
特に、野党の一部が主張する「消費税廃止」「消費税5％への減税」について、その分の社会保障費の財源をどこから捻出するのかが示されていないと指摘。
「国民に正直な政党であるべき」との立場を強調し、財源問題を議論せずに減税だけを訴える姿勢を批判しました。
📌 年収103万円の壁問題についても言及！「財源を明確にすべき」
森山幹事長は、政府が進める「年収103万円の壁」の引き上げについても言及しました。
📍 103万円の壁 → 178万円に引き上げ？
✅ 「178万円にするのは良いことだが、7兆～8兆円の財源が必要」
✅ 「そのうち3兆円は地方自治体の財源」
✅ 「財源を示さずに政府と与党に押し付けるのは政策なのか？」
「年収103万円の壁」を超えると社会保険料の負担が発生し、手取りが減る問題を解決するため、政府は「年収178万円まで引き上げる案」を検討しています。
しかし、必要な財源（7兆～8兆円）の確保が課題であり、そのうち3兆円は地方自治体の負担になることを指摘。
森山幹事長は、「財源をどこに求めるのかを明確にしなければ、政策としての信頼性がない」と述べました。
🔍 今後の政治動向に注目！石破首相の発言が意味するものは？
石破首相の「うけないことでもやらねばならない」という発言は、国民の支持を得にくい政策にも果敢に挑むという決意の表れです。
📌 注目ポイント
- 消費税減税の是非 → 野党の主張 vs. 自民党の財源確保論
- 年収103万円の壁の引き上げ → 財源問題をどう解決するか？
- 社会保障・安全保障政策 → 負担増が避けられない分野
今後、政府の政策がどのように進むのか、国民の生活にどのような影響を与えるのかが注目されます。
📌 まとめ｜石破首相「うけることばかりでは国が滅ぶ」―森山幹事長「国民に正直に」
📢 石破首相の発言要点
✅ 「うけないことでも、やらなければならない」
✅ 「安全保障・社会保障・農林水産の重要性を国民に説明する」
📢 森山幹事長の発言要点
✅ 「自民党は国民に正直でなければならない」
✅ 「消費税減税には財源問題が伴う」
✅ 「103万円の壁を178万円に引き上げるには7兆円超の財源が必要」
今後の政治動向を注視しながら、政府の政策がどのように国民生活に影響を及ぼすのか、慎重に見極めていく必要があります。
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